金など貴金属の買取について

金をはじめとする貴金属には他に何があるでしょうか?
特に有名で市場に多く出回っているものに銀とプラチナがありますね。金も含め、この3つはバーはもちろん、コインにされたり、通貨としてつかわれてきましたし、商品先物市場で絶え間なく取引され、国際的な値決めがされています。
しかし、この3者はいつも値段の比率(比価といいます)が決まっているわけではありません。生産量や需要、投機などによって、どれかが高くなったり、安くなったりするのです。

ですから、頭のいい商人は、その時の相場で高すぎる値段のものを売り、安すぎる値段のものを買い、それが正常もしくは正反対になった時に反対売買して大儲けするわけです。

有名なのは江戸時代末期、日本では金と銀の比価が、欧米市場に比べ銀が高すぎる状態だったので、欧米商人がさかんに銀を売って金を国外に持ち出すビジネスを行い、大儲けしたことです。

現在はもちろん、貴金属ビジネスにたずさわる者で国際価格を知らないものはいませんから、世界中どこでもこんなおいしいビジネスはありえませんが、それでも時によって相場があれこれ上下しますから、巧い相場師は貴金属相互に売買して利益をあげます。

現状はどうでしょうか?
20年前(1990年)の値段に比べ、金はドル建てで、1オンス約400ドルから、現在約1400ドルですから、およそ3.5倍値上がりしています。
銀は1オンス約5ドルから、現在約30ドルにと、およそ6倍値上がりしています。
プラチナは1オンス約600ドルから、現在約1700ドルにと、およそ2.8倍値上がりしています。
ついでに円はドルに対して、この間に約140円から約80円にと、およそ1.75倍値上がりしました。

こうやってみると、銀の相対的な値上がり率の高さが目立ちますね。それから、ドルなど通貨信用不安が背景で貴金属が買われているのに、同じ通貨にすぎない日本円の強さが目立ちます。日本の経済力を割り引いても、財政が決して健全とはいえない状況でこれだけ買われるのはやはりおかしいと思います。

ですから、たとえば家に銀貨や銀食器など銀製品がある場合、思い切って買取してもらうのも手ですね。もちろん、国際値段に敏感な、信用できる業者さんにですよ。そして、もし足りない分は円現金を加えて、金やプラチナのバーやコイン、製品などを買うというのもうまい投資方法だと思います。特にプラチナは、金と比べてもまだまだ割安ですし、けっこう値が上下しますから、しっかり相場をチェックして安いときに買うのが巧い方法です。
金の買取ってどういうものなのかと思って調べていたら、要は溶かして再度、貴金属の原材料にするらしいですね。貴金属って捨てづらいものなのでこういったシステムがあるのは良いですね。